プロフィール

谷口リエ(詩織)


整体師になったきっかけ

私は学生時代から、肌荒れ・生理痛・ストレス太り・肩こり・身体の重だるさに悩み、自分嫌い・写真嫌いでした。

19歳のとき、野口整体という、日本人が独自に確立した整体理論や施術に出会い、悩みが全て解決しました。

身体が軽くなっただけでなく、外見を含めた自分自身に自信が持てたことで、当時お付き合いしていた彼や友人と、何でも話せる関係(隠したい自分がない状態)まで築けたのです。

それをキッカケに、整体・鍼灸・メイク・ボディメイク、心理療法などを学び、
これまで、延べ1000人以上の方の身体を診てきた中で、独自の施術スタイルを構築してきました。

そんな中で、印象に残ったお客様を、お二人紹介いたします。

一人目は、20代で、ニキビ・ニキビ痕に悩んで、長い髪で顔を隠していらした方。
一度の施術で頑固な便秘が解消し、その後の美容鍼灸(オプションメニューです)との相乗効果で、ニキビ・ニキビ痕が劇的に改善され、笑顔も増え、約半年後には、おでこを出すようになられました。

二人目は、70代で、何度も手術を繰り返し、何とか歩けるけれど全く仕事ができない、という状態だった方。
これまた1度の施術で歩けるようになり、仕事に復帰し、施術のたびにみるみる元気になっていかれました。

他にも、姿勢がきれいになるにつれ、顔色も、お洋服のお色も、どんどん明るくなっていかれた方など、たくさんのお客様の嬉しい変化を見させていただきました。

1児の母となった現在は、セラピストとして、プライベートサロン『おりひめのて』を経営しています。

単に健康や美容だけではなく、
「体が元気になることで心も元気になる」
「身体を愛することは自分を愛すること」
と考え、お客様ひとりひとりに合わせたオーダーメイドのサービスを行っています。

最も影響を受けた女性

私の中で、基準であり最も影響を受けたのは、母親です。

通っていた小中学校の教師から話題にされるほどの外見の美しさを持っていた人でしたが、その理由はおそらく、年齢を重ねても、例え田舎の主婦であっても、毎日畑仕事が日課でも、基本のスキンケアは毎日欠かさず、外に出るときはどんなに時間がなくても、きちんと綺麗にしていだからだと思っています。

そんな母の元で育ったことは、私自身の美意識に深く影響していると思います。

父が単身赴任で、嫁ぎ先の家族と子供3人を抱えて家の中を切り盛りする中で、色々悩みや不満もあったとは聞いていますが、娘が20歳を超えるまで、不満な顔は一切見せず、やるべきことをやる強さも持っていた人でした。

「あげまん」という言葉がありますが、父も社会的に成功しており、まさに母は「あげまん」だったんじゃないかな、と思っています。


目指していること

私の夢は、たくさんのお客様をきれいにして、そのお客様の笑顔を見ていたいというのが最大の願いです。

私が産後、女性専門サロンに移行した理由でもありますが、女性がきれいで元気なら、パートナーをはじめ、周りの男性は嬉しいと思うんです。

家族の中でも組織の中でも、女性は華です。

美しい女性、スタイルの良い女性というと、日本の多くの女性は、華奢で細くて、手足が長いモデルさんのような体型をイメージする方が多いので、無意識に自分の体型にコンプレックスを抱いていらっしゃる方も多いようです。

Lサイズ以上や13号サイズ以上は、大柄とかデカイ女性というイメージを持っている方や、
逆に、小柄でパンツの裾上げをするたびにコンプレックスを感じていらっしゃる方…

華であるはずの女性が、自分らしさを無視したダイエットや美容にお金をかけるのはもったいない!
(男性が求める理想の女性像も、モデル体型とも限らないですよね。)

せっかく女性として生まれたからこそ、
「私なんて」と思わずに、
自分を愛し、周りに愛され、思い通りのファッションを楽しめる体を手に入れていただきたい。
そのお手伝いができればうれしいです。

伝えたいこと

現在は、女性が社会の中で活躍する場も増えてきましたが、女性はみんな、月経のリズムや感情の波など、いろんなことに影響を受ける繊細で柔軟な身体を持っています。

だから、男性と対等に仕事をしようとすると、痛みやコリやむくみなどが出てきやすいのです。

女性の身体の不調は身体の声です。

無視したり薬で押さえてなかったことにしたりせず、自分を大切にしてほしい。
そのための対処法はあります。

美容に詳しかったり、美しい40代・50代・60代以降の方が増えて、美魔女という言葉も定着している時代ですが、外見に比べて軽視されがちな骨・筋肉・内臓・血液・そして心、が外見の美しさを支えています。

2人目、3人目となるとおざなりになりがちな産後ケアも、年齢を重ねても健康で美しくいるためにとても重要です。

今は情報化社会で、美に対するたくさんの情報が発信されていますが、反面、健康ジプシー・美容ジプシーも増えています。

「何が自分に合うのか?」の答えは必ず自分の中にあります。

情報に惑わされず、自分自身の美の基準・選びとる目を持った女性が増えてほしい。
そのために貢献できたら嬉しいです。